千葉県柏市の出張撮影フォトグラファー

毎日、お子さんとやっている「お決まりのこれ」はありませんか？
私は、子どもたちがお風呂から上がってくると、頭から子供の顔を隠すようにバスタオルをばさっとかけます。そうすると、タオルから顔が出てくる時の子どもたちはいつも変顔！子どもたちも、「ママが好きな顔〜」と、私が楽しみにしているのを知っていてやってくれるのです。
他にも、息子は、寝入る時や夜中目が冷めた時、寝起きには私の腕を小さく爪を立ててツネツネしてきます。これは小さい時からずっとそう。スリスリがツネツネに変化して、6歳になろうという今も

小さい頃は絵やお話を作ることが好きな子どもでした。小学校高
学年くらいから、家のコンパクトカメラや写ルンですを使って友
達と写真を撮り、高校ではデザイン科に進み、授業で一眼レフと
暗室作業に触れ、それがきっかけで写真の専門学校に進学しまし
た。社会人になってもカメラに触れる道を選んでいたので、写真
歴というものだけでいうととても長いです。

たくさん写真を撮ってきたと思う私ですが、もっともっと撮って
おけばよかったと思うのは、娘が生まれた時に住んでいた賃貸の
1LDKの家の写真、息子が生まれた年に建て替えた実家と2024年に亡くなった父の写真。もちろんないわけではありません。でも、もう見れない景色のことを思うと、もっと空間や関係性、感情やその場の空気感が写り込んでいるような、私がいた場所はこうだったよね、と記憶とともにある1枚が欲しかったなと思います。こんなふうに身近すぎて当たり前で、気づいた時にはなくなっている景色は意外と多いものです。

わたしのこと

もっと撮っておけばよかったと思うのは、空間や関係性、
感情やその場の空気感が写り込んでいるような、記憶とともにある1枚

毎日、お子さんとやっている「お決まりのこれ」
そんな光景が１つでも思い浮かんだら、それはぜひ写真に残して

まだ毎晩やってくれます。どちらも、この光景が見られなくなるまであと少しだな、いつの間にか「あれ？最近やってない！！」と気がつくんだろうな。と思って、今から寂しさを感じていたりします。もし、そんな光景が1つでも思い浮かんだら、それはぜひ写真に残すことをおすすめします！そんな光景こそ、きっと1年後、5年後、10年後、あなたや家族の忘れられない1枚になると思います。