赤ちゃんが生まれて最初の大切な節目——お宮参り。
「いつ行けばいい？」「どんな流れで進むの？」
「赤ちゃんが泣いたらどうしよう…」
と、初めてのお参りは不安も多いもの。
とくに生後1〜3ヶ月はニューボーン撮影とも時期が重なります。
そのため「赤ちゃんのコンディション最優先」で日程を決めるご家庭が多い時期です。
この記事では柏市を拠点に活動する出張撮影フォトグラファー emi cogure photographyが
柏・松戸・流山エリアのパパママが、安心してお宮参りを迎えられるように
時期や準備の基本、地域で選ばれている神社の特徴をまとめました。
お宮参りの由来とは？
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを氏神さまへ報告し、健やかな成長を願う行事 です。
起源は平安時代ともいわれ、昔から地域ごとに受け継がれてきた大切な風習です。
かつては
「外の世界へ初めて赤ちゃんを連れていく日」
という意味もあり、家族にとって特別な節目のひとつでした。
現在では、
- 生まれてきてくれたことへの感謝
- 健康に育つように願う気持ち
- 家族が揃ってお祝いする時間
といった意味合いが大切にされ、
家族みんなで赤ちゃんの誕生を喜ぶ行事 として定着しています。
お宮参りはいつ行く？時期の目安とこの地域の傾向
お宮参りの時期には地域によってさまざまな習慣がありますが、
現在は「ママと赤ちゃんの体調を最優先にする」ご家庭がほとんどです。
一般的な目安
- 男の子：生後30日〜32日
- 女の子：生後31日〜33日
ただし、あくまで目安として捉えられており、
柏・松戸・流山エリアでは下記のように柔軟に選ばれることが多いです。
実際に多いタイミング
- 生後1ヶ月：伝統的な時期
- 生後2ヶ月：外出もしやすく、最も選ばれやすい
- 生後3ヶ月：赤ちゃんの体が安定し、写真も撮りやすい
季節要因
真夏や真冬は、無理をせず 時期をずらすご家庭が多い のも特徴です。
生後1〜3ヶ月は
「自宅でのニューボーン撮影 → お宮参り」
という流れが組みやすい時期でもあります。
掛け着（祝い着）は「誰がかけるの？」
お宮参りの掛け着（祝い着）は、
“母方の祖母が抱っこして掛ける” という昔ながらの風習がありますが、
現在は ご家庭ごとに無理のない方法 を選ぶのが一般的です。
柏・松戸・流山エリアでも、
- お母さんが抱っこする
- おばあちゃん（どちら側でも）が抱っこする
- お母さんとおばあちゃんで途中で交代する
など、柔軟に行うご家庭が多いです。
特に産後まもないお母さんは、
長時間の抱っこが負担になることもある時期 なので、
無理に「誰が持つべき」と考えず、
その日の体調や赤ちゃんの安定しやすさ を優先して選んで大丈夫です。
「赤ちゃんが安心して過ごせるか」
「お母さんが楽な姿勢でいられるか」
この2つを基準に、ご家族の中で決めてあげてくださいね。
当日の流れと、赤ちゃんに優しいポイント
初めてのお宮参りは不安がつきものですが、
流れを知っておくとずいぶん安心できます。
① ご自宅でのお支度
赤ちゃんの機嫌を見ながら、ゆっくり準備できる大切な時間。
授乳・おむつ替え・上のお子さんの支度など、やることが多いので自宅がいちばん安心です。
② 神社へ移動
この地域は車移動が主流。
駐車場の広さや停めやすさで選ぶご家庭も多いです。
③ 受付・祈祷
祈祷の撮影可否は神社によって異なります。
- 祈祷中NG
- フラッシュ禁止
- 境内のみOK
など、事前に確認すると安心です。
④ 境内での記念撮影
眠っていても、泣いていても大丈夫。
どの姿も“その時の赤ちゃん”らしさとして大切な記録になります。
⑤ 祖父母と合流することも多い
生後間もないお祝いなので、アクセスの良さも神社選びのポイントです。
柏・松戸・流山エリアのお宮参りで選ばれている神社
このエリアには、赤ちゃん連れでも安心して参拝できる神社が多くあります。
まとめると、以下のような特徴があります。
櫻木神社（野田市）
「桜」をモチーフにした神社で有名な櫻木神社。桜の時期には多くの人で賑わいます。
ご祈祷は落ち着いた雰囲気で人気があります。祝い着のレンタルがあるのも嬉しいポイント。
>>>【櫻木神社でお宮参り】ご祈祷の流れ・初穂料・衣裳レンタル・撮影までまとめました
布施弁天（柏市）
千葉県指定重要文化財である本堂・楼門・鐘楼がある｢布施の弁天さま｣。
風情ある佇まいと自然豊かな境内で、赤ちゃんとのお参りにも選ばれます。
>>>【柏市】布施弁天でお宮参り｜ご祈祷の流れ・服装・撮影までまとめました
廣幡八幡宮（柏市）
四季の緑に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力。
地元の家族が安心して行ける、穏やかで品のある神社です。
松戸神社（松戸市）
駅から近くアクセスが良い神社。
松戸神社の参道を象徴する、坂川に架かる朱色の橋が美しい。
落ち着いた雰囲気で、赤ちゃん連れでも過ごしやすいコンパクトな境内です。
熊野神社（松戸市）
地域に長く親しまれている神社。こちらも駅からのアクセスがよく
広すぎず、親族で集まりやすい環境です。
諏訪神社（流山市）
「駒木のおすわさま」という名で親しまれ、緑の多い美しい神社。
指定のカメラマン以外の撮影は禁止ですが、家族内での撮影は可能です。
お宮参りと“自宅のニューボーン撮影”を組み合わせるメリット
お宮参り当日は、どうしてもバタバタしがちです。
- 授乳のタイミングが読めない
- 赤ちゃんが眠くなりやすい
- 気温の影響が大きい
- 兄弟が飽きやすい
そのため、
「自然な表情」「家族の空気」「赤ちゃんのいる暮らし」 は
自宅の方が圧倒的に残しやすいのが特徴です。
自宅（ニューボーン）で残せるもの
- 眠る姿
- 授乳
- オムツ替え
- 抱っこ
- 家族の日常
- 赤ちゃんの柔らかい表情
お宮参り（神社）で残せるもの
- 外の光
- 季節
- 祖父母との写真
- 節目の記録
2つを組み合わせると、”はじまりの一年” がより深い記録になります。
emi cogure photographyのニューボーンプランは 生後0〜1歳まで撮影可能 なので、
お宮参りと時期が近くても無理のないタイミングで撮影できます。
赤ちゃんのペースでご家族みんながゆったりとした気持ちで過ごせるように、
その日の流れがそのまま残せるように、
そんな思いから最大3時間の撮影時間となっています。
まとめ｜赤ちゃんのペースで、お宮参りと成長記録をのこす
- この地域はお宮参りの選択肢が豊富
- 生後1〜3ヶ月は時期の柔軟性がある
- 神社によって祈祷や撮影のルールが異なる
- 自宅でのニューボーン撮影と相性が良い
- “いまの暮らし” と “最初の節目” の両方を残せる
赤ちゃんが生まれたばかりのこの特別な季節。
「こんなふうに過ごしていたんだね」と、後からあたたかい気持ちで振り返れるように。
ご家族らしいお宮参りと、はじまりの一年をていねいに残すお手伝いができたら嬉しいです。
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